臭いツイッタラー分類の話
題名の通り今日は私が臭いと思うツイッタラーをいくつかの類型に分けていきたいと思います。
炎上しているツイートが回ってきた時などに、そのユーザーのことを「臭い」とオタク達が揶揄する光景はよく目にしますが、実際「臭い」という形容詞をどのような意味で使っているのでしょうか。
定義が全く無い上に明らかにその用法に個人差がありそうな単語である割には、ある程度オタク達に統一的な見解もあるように私には思えます。それを言語化できればという記事です。
臭いツイッタラー類型
①自撮りが多い、「(笑)」や「わず」等を多用する、アカウント名が本名であるなど
早速まとまりの無い類型になりましたが、所謂リア充的なツイッタラーとでも言いましょうか。
オタクがリア充を僻んでるというのは勿論あると思いますが、このようなユーザーを臭いと認識する理由はそれだけではないでしょう。
コンビニの冷蔵庫に入っている写真や線路に下りている動画をアップロードしたり、未成年飲酒報告をしたりするアカウントに共通して上記のような特徴は見られます。
つまりネットリテラシー以前に知能が極端に低いため、犯罪を犯した上に自首してしまうような人間によく見られる特徴を有しているツイッタラーのことを指して臭いと形容しているのです。
ここでの「臭い」という言葉が指す意味は「バカ」にあたると考えられます。
②〇〇団、自称△△四天王など
具体名は書きませんがこの系統のツイッタラーはツイッター、ひいては世界を自分達のものであると思っています。
実年齢が低いというケースが多いですが、精神年齢が伴っていない成人もそこそこ含まれているでしょう。某団長など明らかに社会人です。
彼らのツイートスタイルは非常に攻撃であり排他的です。
また、フォロワー数を「力」だと思っているのでフォロ爆や無差別フォローからのリムーブでフォロワーを水増ししています。
勝手にイキり散らかしている分には実害がないのですが、フォロワーを増やす常套手段としてパクついを用いてる点でヘイトを集めています。フォロワーだけは無駄に多いので元ツイよりも伸びるケースが少なくなく、度々ネタになっていた記憶があります。
ここでの「臭い」が指す意味は「ガキ」でしょうか。「ガキ臭い」という言い回しはよく用いられますし、案外「臭い」という言葉のルーツはここら辺にあるのかもしれません。
こういった輩を指して以前は「痛い」という表現がよく用いられていたような気もするので、この意味では相互に互換性がありそうです。
③過剰に馴れ合いタグや馴れ合い目的でアンケート機能を使う
ツイッターは馴れ合いのためのツールという見解もあるのはわかるので、これは完全に個人的な意見です。
フォローしなければいいだけなんですが、「RTされた数だけ〇〇する」や「私が△△だと思う人RT」みたいなツイートはそいつの馴れ合いの圏外にもガンガン流れてきます。
名前も顔も知らない人間に興味をそんなに持って貰いたいのでしょうか。その割には「相互限定」とか言い出す人間もいるので意味不明です。
ここでの「臭い」が指す意味は...なんでしょうか。単純に「気に食わない」とでもしときます。
④タグ絵師であるなど宣伝過剰なツイッタラー。(+寒いネタツイをする企業広報)
絵師、作曲家などと細かく分けようかとも思いましたが、結局ヘイトを集めているのはその宣伝行為の部分なのでまとめて紹介します。
自作品を多くの人に知ってもらいたいと考えるのは当然です。そのため彼らはワンドロタグを使ってみたり流行のタグを山盛りにしたりして、検索に引っかかりやすくしてきます。
加えて売名のために流行のネタ絵を描いてみたりネタ楽曲を作ってみたりと売名のためなら手段を選びません。
最終的には大衆受けを狙った寒いネタツイや創作実話で自分の名前をツイッター上にバラ撒きます。
公式クライアントを使っていると流れてくるプロモーションに散々文句を言っているオタク達はこのような害悪ツイッタラー達のプロモーションには文句の一つも言わずに、むしろ喜んでそれに加担します。
おかげさまで公式クライアントを使わずともツイッターはプロモーションまみれになってしまうのです。
補足ですが、このように売名してフォロワーを稼いだ人間は発言力が手に入ったと勘違いして全く的外れな方向から社会問題に切り込んでくることもあるので注意が必要です。
ここでの「臭い」の意味は「目障り」、ネタに関する部分では「寒い」でしょうか。
⑤ネタのソースを示さない
「クソワロタwww(まとめサイトスクショ)」とか「これ好き(漫画の1コマ)」みたいなやつです。
まとめサイトの内容を転載するような人間はいわずもがなですが、ソースを示さないでRTを稼ごうとするのは人の人の褌で相撲を取る行為です。
情報が溢れている現代においては無数にある情報の中から有益なモノを見つけ出して紹介できるというのも技術の一つかもしれませんが、少なくとも「クソワロタwww」は全く有益な情報ではありません。
ここでの「臭い」の意味は「ソース出せ」ですかね...。そのソース次第では「ネットリテラシーが低い」になりそうです。
⑥創作実話
「知り合いのインド人が~~」みたいなアレです。
これは単純に嘘なので、その人間は信用できないということになります。
彼らは嘘をついてRTを稼いで一体何がしたいのでしょうか。
ここでの「臭い」の意味は「嘘臭い」でしょうか。
割かし辞書的な意味(あやしい)に近いかもしれません。
⑦知識人風
知識をひけらかすことが生きがいなのですが、リアルでは誰も耳を傾けてくれないのでツイッターでその欲求を満たそうとします。
「2chでは〇〇だった」みたいに昔の話を頻繁に持ち出してくるので年齢層は高めの可能性は高いです。
しかもその堂々たる文体に反して内容の真偽は定かではありません。
ここでの「臭い」の意味は「加齢臭が臭い」でしょうか。
⑧クソリプをしちゃう
ツイッターしてる奴らはみんな友達。
きっとリアルではコミュ力の塊なのでしょう。
ここでの臭いの意味は「ネットリテラシーが低い」でいいでしょう。
⑨フリー素材、四コマ漫画、DM晒し、LINE晒し
面白いつまらない以前にコレほど信用できない人種がいるでしょうか。
RTを稼ぐためならドンドン個人情報を開示します。被害者面しながら喜んで開示する極悪人も少なくありません。
ここでの「臭い」の意味は「お前はRT数のためならなんでもするのか?」ということで。
⑩炎上の対処が下手
ツイッターで炎上した場合の最良の対処法は黙ることです。自ら鎮火させずとも勝手にツイッタラーの興味は移っていきます。あなたはイナゴ絵師達がけものフレンズの前にこぞって描いてたジャンルが何か覚えてますか?
明らかに不当な炎上だったりしてネタに出来る自信がある場合以外は何をしても逆効果です。鍵をかければ「逃げた」と言われ、リプを送ってくる人間をブロックしたら晒されます。
そんな中、「伸びてて笑う」などと余裕を見せることで煽ったり、「そういう意味で言ったんじゃない」と補足したりする輩が少なくありません。
前者は当然さらに炎上するだけな上、引くにひけなくなります。後者については、ネット上では自分がどう考えて発言しようと解釈は見知らぬ他人に委ねられていますし、それがどう解釈されようとよっぽどのことでない限りは文句を言う権利がありません。
偉そうですが、正直こういった考え方は経験しないと身につかないし、そもそも日常生活において全く要らないスキルです。しかしSNSを使う以上、郷に入っては郷に従えということでスキルを持っていないことが落ち度になります。
ここでの「臭い」は「若い」でしょうか。こんなブログを書いちゃう時点で私も若造ですが。
おわりに
書いてる内にドンドン項目が増えていってどうしようもないのでとりあえず10個で止めました。まだまだ増やそうと思えば増やせると思います。
結局「臭い」という言葉はシチュエーションに応じて他の言葉に置き換えられるケースが殆どだと思います。なんなら全部「気に食わない」に置き換えられます。
ただ「臭い」には相手を見下す、しかも個人的に見下すのではなく「お前は自分達に比べて程度が低い」というようなニュアンスが含まれているように感じます。
私としては「痛い」よりも相手を蔑む度合いが高いように感じています。
オタク達は同属嫌悪が激しいので見下したい欲が高まっているのでしょうか。
多分あんまり使わない方がいい言葉だと思いますし、染まらないほうがいい発想であると思います。
皆さんは「臭い」と言いそうになったら語感の似ている「ウザい」と言うようにするとナウなヤングになれるのではないでしょうか。
以上。